個人的な映画の感想「帰ってきたヒトラー」
こんにちは。
すっかり更新があいてしまいました。
特に忙しいわけでもなく、テニスしたり、ひたすら映画を観たりしている日々です。仕事もしていますよ!
さて本題。今日はタイトルを見ていただければわかりますが、書くかとても悩んだ作品。本当にとても悩みました。でも書いてみる価値はあるのかなと思って、思い切って書いてみますが、そのうち消すかもしれません。
ただ一言、笑えるようで笑えない。
もうこれ以上に何か一言で表せるほど私は語彙力を持っていないのです。
なので簡単にこれだけ。
なんだか最初のほうはクスっとなってしまうんですよ、セミドキュメンタリーで作品が展開されていっていて、彼が現代のクリーニング屋さんにお客様としてポツンと並んでる姿とか笑えちゃうんですよ。絵がものすごく下手すぎるところとかもね。
街の人たちにインタビューしたりしていくうちに、あれ、現代のドイツ人の人たちも結構この現状に不満が溜まっているんだなっていうのに気がつき、ドイツ人の人々が言っている不満もなるほどなふむふむなんて思っていて。。
ある番組に彼が出たときに演説じみた感じでいとも簡単に国民のハートをつかむわけ。不満を自分も理解している、こんなの間違ってる!!!一丸となって変えていこうぜ!!みたいな感じで視聴者の心をつかんでしまうわけですよ。
たぶん、映画を観ている人はだれしも?ではないと思いますが、少なくとも私はここで、あれ?彼って歴史で学んだ感じの印象とちょっと違うぞ?と思ってしまったんですね。思ってしまったんです。まんまと。
でも物語が進むにつれて、気が付くんです。待てよ、彼はこういう風にして昔も今のこの映画も人々の共感を得てあんなことをしでかしたんじゃないか・・・?
一回冷静になろう。これでは彼をあたかも肯定している感じになってきている。。。
正直、怖かったです。気がついたとき、気がつけたから、現代人だから、彼に流されずに済んだ。いやでもこの事実を知らなかった昔の人、、これはもう怖すぎる、と。
もう二度とあんな悲惨なことは起っちゃいけない。二度と。
最後の最後に映画の中で気がつくことができる人、できない人、もしかしたらいるかもしれません。
笑えるようで笑えない。本当にある意味で恐怖すら感じる。
こんな映画初めてでした。
気を引き締めて、もう一度自分の時間が取れるこの時期だからこそ、ゆっくりじっくり歴史について学ぼうと思いました。
そんな感じで、なんともまとまりがない感想でした。
ありがとうございました。
blogの中の人より