あれやこれやblog

映画や旅行やその他もろもろ、気ままにゆるーく書いていく備忘録のようなもの。

今週のお題「最近見た映画」、個人的な映画の感想「たそがれ清兵衛」

今週のお題「最近見た映画」

 

ご無沙汰しております。とても久しぶりに開きました。。。

書く内容がなかなか思いつかないのです( ;∀;)

とはいいつつも、書かなきゃこのブログを始めた意味もなくなってしまうので、書きます。

映画の感想を書こうとしたら、なんとまぁタイミングよく「今週のお題」のテーマが「最近見た映画」だったので、便乗して今週のお題として書いてみようと思います。

 

きっと最近見た映画だと多くの方が某アニメ映画かなと思い、それだと個性がなくなってしまう(そもそも観てないので偉そうなこと言うなっていう感じなのですが…)ので、敢えてそこは流れに乗らず他の映画にしてみたいと思います。

 

私が観た映画は、たそがれ清兵衛です。本当に最近見ました(昨日。)

先日、尊敬する方とご飯を食べに行った際、藤沢周平作品の話になり、とてもいい本が多いので手に取って読んでみてくださいと言われまして。私が読んだことがあるのは「蝉しぐれ」しかなかったので、帰宅してからよし何か読むかと思ったものの、読みかけの本、まだ手つかずの本がたくさんあるのを見たら、これらを読んでからではないとと思ったので、じゃあその前にということで先に映画を観てみることにして選んだのがこの作品でした。

 

時代劇ものってとっても難しいような気もするのですが、観終わってなんだかすがすがしいような、心がきゅっとなるような、そんな感覚になりました。

何気ない日々の中にそっとある幸せだったり、大切な人のためにだけ己の力を出したり。

たそがれさんがまぁ貧乏な風貌で、でもとっても優しくて秘めたる力と能力がすごい人なんです。

その優しさを、また優しく見守る朋江さんも、とても美しく、芯がある女性なんです。

戦い前の、たそがれさんと朋江さんのやりとりが繊細に映し出されていて素晴らしいなと感じました。

 

これを観た後にメイキング映像をさらに見たのですが、監督の細かい演技指導がいくつもあって、なるほどこういう指導があるからこそ感情移入できるんだと思ったり、カメラワークでどう映すかによって観る人にどういう印象を与えるかというのが変わってくるんだというのが伝わりました。私なんてただ観ているだけだったので、気が付かなかったけど、そういった細かな演出方法によっていろいろな感情や視点の変化が導き出されていくんだなというのがよくわかりました。

観終わった後はぜひ見てほしいメイキング映像です。(観る前でもいいと思う)

 

それと、昔の人の生活様式もとても細かく描かれていて、そのあたりも見どころです。

例えば、食事シーンですね、こういう風に食器を洗う(洗うという表現は少し違う気もしますが)のか、とかね!

 

日本人として、観る機会があればぜひ観てほしい一本だなと思います。

素朴だけど決して軽くない映画で、観た後に少し日本人としての心を取り戻せるような映画になると思います。

 

こんな感じで、「今週のお題」に便乗して映画感想述べてみました。

半年以上くらいたってもやっぱり文章能力あがらない。。。

 

どうもありがとうございました

 

blogの中の人より