あれやこれやblog

映画や旅行やその他もろもろ、気ままにゆるーく書いていく備忘録のようなもの。

個人的な映画の感想「かもめ食堂」

こんにちは。

いつの間にか年が明けてしまいまして、こんにちは2021年。という感じです。

すでに12日が経っているものの、緊急事態宣言が発出されたので外に出かけることも控え、大好きなテニスも控え(初だし情報)、昨日までの3連休は映画が観るか、寝てるか、本読んでるか、お菓子作っているか。。。で時間があっという間に過ぎました。

 

2020年は予想もしていなかった事態が起こり、世の中も日常生活もガラッと雰囲気を変えてしまい、思うようにいかない日々を悶々と過ごしていましたが、去年の自身の行動を振り返ってみて何もなかった1年なんていう感想にはしたくないなという想いが沸き上がってきたので、2021年は去年の1年も取り戻すかの如く行動してやる!と思っている次第です。でもすでに12日たっています。

 

そんなこんなで映画の感想いってみます。かもめ食堂

 

自分の好きなジャンルの映画でした、波長が合う映画でした、しばらくその世界に入り込んで出たくないなと思いました。できればこの余韻を持ったまま、温度高めの水に浮かんで目を瞑って、たまに開いて、ゆっくり深呼吸しながら、何も考えずにただこの映画の余韻を楽しみたいなと思ったくらい、ちょうどいい映画でした。

 

サチエさんの独特な雰囲気に惹かれて、ちょっと入り込みすぎちゃって余計なことも口に出しちゃうけど憎めないようなでも少しだけお節介なミドリさんにクスっとして、穏やかで丁寧でスッと手を差し伸べてくれるような、でも思い立ったら即行動のマサコさんがいて、日本かぶれで永遠にコーヒー無料でじっとサチエさんたちを見守る豚身昼斗念(トンミヒルトネン)。

なぜフィンランドの人たちがゆっくりリラックスして生活しているように見えるのか、それは森があるから。なんてちょっぴり解釈が難しいけど何となく言わんとしていることはわかるような、観終わった後、シナモンロールでも作ってコーヒー片手にフィンランドのことやムーミンのことを調べて、ガッチャマンでも観てみようかしらなんて思えてしまいます。

 

他の方の感想を読むと、現実的にみると色んな面でアウトなのでは?といった点で面白くないなどの感想もあるみたいです。(感想はひとそれぞれ、好き嫌いもそれぞれ)

 

現実には色々無理かもしれないけれど、理想を抱くにはちょうどいいゆるさの映画なのではないかなと思います。

と言っても、観終わったあと、私も海外じゃなくていいけれど、日本のどこかでああいった雰囲気のお菓子屋さんかカフェをやってみたいなという夢を抱きました。

いいじゃないの、夢を抱いたって!!

 

それにしてもミドリさんが作る日本の家庭料理、おいしそうだったな。海を渡った旅行にいった地で出会う日本料理って劇中のセリフでも言われていますが大体がお寿司なんですよね、それにやっぱり日本のお寿司とは違うわけで(当たり前なんですけどね。)、そんなときに家庭料理を食べたくなる気持ちってやっぱりわかるな。肉じゃが、焼き鮭、おにぎり、お味噌汁。日本食って最高!

海外の食べ物ももちろんその土地の良さが出ていて、その地の食、最高!となります。

 

お昼近くだからお腹すいてきて食べ物の話になりそうになってしまった…。

 

久しぶりに自分のペースと波長に合う映画を見つけて嬉しくなってしまいましたが、少し心を落ち着かせたかったり、ペース落としてみたりしたいときに、ゆったりとして温かくなるような時間を過ごせるこの映画をお勧めします。

 

余談ですが、この映画全然観たこともないのに、6年前くらいにヘルシンキへ行ったとき、かもめ食堂の食堂を観に行きました(ただのミーハーです)。閉まってたけどね!!

 

以上、ありがとうございました。

 

 

blogの中の人より